2018年 06月 10日
房総の初夏の味(房州ビワ)
2018/06/10
千葉に越して来て、その存在を知りました。
小さな子供の握りこぶしほどの房州ビワ、皮をむく手に滴り落ちる甘いつゆ
お世話になった方に、夏の贈答として送りました。
東京の友人から、ビワ狩りに行けなかった、残念な話を聞き
久し振りに、贈る事にしたのです。
ドライブを兼ねて南房総に出向き、
生産者の店から送らせてもらいました。
以前より小ぶりでしたが、味は十分美味しかったです。
県知事賞に輝きました。
一つづつはかりにのせて選別
栽培現場を見たかったのですが、お店の方が指さした場所が
山の上、とてもいかれる場所ではありません。
いかに大変な仕事かと感心しきり、
お客様がビワ狩りをする場所は別の所に用意されているとの事でした。
このビワ園に「だいだい」の樹があり、大きな実をつけていました。
経営者の奥様が嫁に来たとき、代々(だいだい)繁栄するようにと
珍しい斑入りのだいだいをお祝いに頂いたそうです。
確かに大きな実と、後ろにはまだ小さな実が並んで付いていました。
江戸時代の中期、房州ビワは江戸の市場に出荷されたという
記録もあるそうです。
明治42年から皇室に献上され品評会もあります。
江戸の庶民も食べたビワ、そんな思いで頂きましよう(^_-)-☆
一味違うかもよ